中尾万作 陶芸展

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中村谷ショールームでは本日より「中尾万作 陶芸展」を開催します。

婦人雑誌や料理雑誌にもしばしば登場し、器に拘る料理人や女性達の心を魅了する中尾万作さんの食器たち。

それらは友禅の修業をしていただけにリズミカルな筆勢で描かれた、

見ているだけでもウキウキする躍動感を持ちながらも、決して盛り付ける料理の邪魔をしない独特の雰囲気。

染付だけではなく色絵も駆使したダイナミックな雰囲気が面白い万作さんの作る器は、

多様化した現代の食生活に対応すべくアイデア溢れる機知に富んだ楽しいものばかり。

北大路魯山人が開いた料亭『星岡茶寮』の支配人としても活躍した骨董界の目利き古美術鑑賞家の秦秀雄氏の知遇を得、

その子息耀一さんが主宰する九谷青窯の門を叩いたのが作陶の始まりなんだとか・・・

どうぞこの機会に、中尾万作の世界をお楽しみ下さい。

※会期:~11/16(日)まで。

 

中尾万作(なかおまんさく)

1945年 大阪府狭山市生まれ

京都市の友禅染工房、静岡県伊豆市の染工房にて絵師として技術を磨く

1973年 石川県能美市の九谷青窯に入社

1988年 大阪府狭山市にて「星々居」築窯


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