Knoll 「バルセロナ チェア」

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Barcelona chair (バルセロナ チェア )は、1929年にスペインのバルセロナで開催された

世界万国博覧会のドイツ・パビリオンのために建築家でデザイナーの、

Ludwig Mies van der Rohe(ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ) がデザインしたチェアです。

バルセロナチェアは、モダンデザインの傑作として世界中で知られている名作椅子のひとつです。

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初期のバルセロナチェアは、スチールのフラットバーをパーツの状態でニッケルメッキし、

ビス留めして組み立てられており、接合部分の継ぎ目が表面に現れて見苦しいものでした。

これに対して Knoll は、使用する素材から研究開発を行い、ステンレススチールを採用し、

すべての部材を溶接・研磨することによって、継ぎ目の無い鏡面仕上げが可能になりました。

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Knoll 社製バルセロナチェアには、Knoll オリジナルの証である刻印と Mies のサインが刻まれています。

 

バルセロナチェアは、その美しいフォルムだけではなく、ステンレススチールと革テープの

弾性による座り心地も快適で、十分に満足させてくれるチェアです。

ぜひ、店頭にてフレームの美しさや座り心地をお試しください。

 

■MIES VAN DER ROHE

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建築家・デザイナー

1886年 ドイツ・アーヘンに生まれる。

1906年 ブルーノ・パウルの事務所に勤務。

1908年 ペーター・ベーレンスの建築事務所にドラフトマンとして在籍。(~12年)

1912年 独立して事務所を設立。

1927年 ドイツ工作連盟主催のシュトゥットガルト住宅展に参加し、

ペーター・ベーレンス、ヴァルター・グロピウス、ル・コルビュジェ、

ブルーノ・タウトらとともに実験的な集合住宅を建設する。

自身がデザインしたスチールパイプ家具もここで展示された。

1928年 スペイン・バルセロナで開催される世界万国博覧会のドイツ館を設計。(~29年)

1930年 バウハウスの第3代校長を務める。(~33年)

1938年 シカゴのアーマー大学(現:イリノイ工科大学)建築学科の主任教授を務める。(~58年)

1969年 永眠。

 

 

 

 

 

 

中村谷オンラインショップでもご購入いただけます。

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